阿蘇付近には安い家族風呂が沢山ある。
今回は白濁の塩化物泉掛け流しの豊礼の湯に行ってみた。
2人で家族風呂に入って1200円。
部屋の前にある給湯器にお金を入れると湯が出る仕組みだった。
頭や体を洗う感じではないが、洗えないこともない。
時間は１組1時間だったのだが、熱い湯なので充分な時間だった。
景色を眺めながら、掛け流しの湯を満喫することが出来た。
自分たちが出る際には湯を抜く仕組みだ。
豊礼の湯からは直ぐに阿蘇だった。
やまなみハイウェイへ曲がる角にある瀬の本レストハウスに立ち寄って、ジャージーヨーグルトと辛子蓮根を食べた。
辛子蓮根は辛子が大量で辛かったが、濃厚なヨーグルトの円やかな甘さで中和され、なかなか悪くない組み合わせだった。
休憩の後はいよいよやまなみハイウェイだ。
展望台から阿蘇のカルデラを見渡してから、
山道を下に降りてカルデラの中を走る。
阿蘇の駅前に行けば夕飯が食べられるかと思ったのだが、何もなかった。
隣に道の駅もあったが、閉店間際で、且つ、食事が出来そうな食堂はなかった。
時刻は17時半過ぎ。
とりあえず次の目的地である、ライトアップ中の高千穂を目指すことにした。
前日は台風の影響でライトアップも中止していたらしいが、この日(9.18月曜)から再開していた。
九州は日の入り時刻が東京より随分遅かった。
カルデラの外輪山を夕陽が照らしていた。
山道を登ると紅い夕陽が山の向こう側へ隠れるところだった。
日没後の短い時間、白く鈍い光に包まれる時間帯が好きだ。
北海道のジェットコースターロード顔負けの、真っ直ぐなアップダウンの連続する道を通った。
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