目的地の湯ノ湖に到着したのはお昼の少し前だった。
レストハウスで学食のようなカレーとうどんを食べてから、散策路を歩いてみることにした。
丸沼ほどではないにせよ、透明度は高い。
温泉が湖の端から湧いていた。
車道沿いの木道をしばらく進み、湯滝の上辺りで林の中へ分け入る。
白樺や杉の香がする。
聞こえてくるのは岸に寄せる水音と、遠くで響く高い鳥の声。
一周4キロ弱だった。
この日は高温注意報でていたが、風が涼しく、汗ばむことはなかった。
湖の周遊を終えると、日光休暇村があった。
日帰り入浴は四時間ほどの営業時間だが、一人900円で源泉掛け流しの硫黄泉を楽しめる。
施設も綺麗で湖脇の立地。
硫黄臭のする、緑がかった白い濁り湯で、広くはないが混んではいないため、ゆったりと寛ぐことが出来て気持ちよかった。
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