日曜日に自転車の試乗に行ってきた。
VELMOというシリーズで、今回試乗したのはPegasus(ペガサス)とQ2という2種類の自転車。
どちらも街乗り用ということなのだが、おしゃれで折り畳める電動アシスト自転車だと言うのに、、、なんと変速付きだというのだから、乗って試してみるしかないではないか。
ということで、まずは軽さにこだわったPegasus(ペガサス)のレビューから。
VELMO Pegasus(ペガサス)のおすすめポイント
現在、我々が乗っているのは一般的なクロスバイクなのだが、最近全く乗っていない。
うちのコドラがクロスバイク離れをしている一番の理由は、
「運動のために買ったものの、坂道が想像以上にキツすぎてなかなか乗る気になれない」というもの。
そこで今回、Pegasus(ペガサス)を試乗したのだが、はっきり言ってめちゃくちゃ良かった。
我々の個人的なおすすめポイントは下記。
おしゃれ
我々、正直言って「見た目」と「品質」のバランスが良いものでなければ買いたくないというこだわりがある。
言い換えると、そもそもおしゃれじゃなければ、まず「買おうかどうしようか」という検討段階に上がらない。
それがこの自転車、軽くするためにカーボン素材で作られているのだが、車体にロゴなどのマークや文字が一切ないというこだわり具合。
我々が試乗させてもらったのはマットブラックだったのだが、他にもグレー、ブルー、オレンジ、パステルグリーンがあって、どの色も発色の良い洒落た色だった。
普通、電動アシスト自転車と言うとママチャリのようなイメージのものが多い中、
このPegasus(ペガサス)のスタイリッシュでおしゃれなカッコ良さは他にはないと思う。
軽くて折り畳める
このPegasus(ペガサス)、重さが14.8kgで、一般的な電動アシストなしの自転車と同程度の重量らしい。
自転車が「軽いのが良い」という理由は主に2つ。
1つ目は操作性。
うちのコドラは元来、あまり運動神経が良いわけではない。
実は今のっているクロスバイクだと、
「自転車を思い通りに操れなくて少し怖かった」
のだと言う。
その点、このPegasus(ペガサス)だと、軽いために自転車の操作が思う通りに出来て乗りやすく、ブレーキも柔らかいため、安心して乗っていられると言う。
なお、ブレーキは安全性の高い油圧式のディスクブレーキがついている。
自分自身は10代の頃から自転車には乗り慣れているためその感覚はよくわからないが、ただ、折り畳んで車に積む時に軽いのはとても助かる。
それが軽さの利点の2つ目だ。
折りたたむのは4ステップで、ペダルをたたみ、サドルを収納し、ハンドルを折りたたみ、車体を真ん中で折りたたむ。
そうして車に積めば、持ち運ぶことができる。
別記事にしたが、もう一台のQ2の方は20kg弱あり、一般的な重量の電動アシスト自転車は重くて持ち上げるのが大変だった。
9段変速なのに電動アシスト
Pegasus(ペガサス)について2人ともが気に入った点が、9段変速のギアが付いていて、アシスト量を5段階で調節できる点だ。
軽いため、電動アシストなしでも普通の変速付きの自転車として走れ、きつい坂道だけ電動アシストを作動させることも出来る。
コドラは今まで、頻繁にギアを変えると稀にチェーンが外れてしまうことがあり、
それが嫌なために、我慢できるところでは極力ギアを変えずに乗っていたらしいのだが、
このPegasus(ペガサス)であれば電動アシストがついているため、頻繁にギアチェンジせずとも重いギアのままでも楽々と走ることが出来る点が良いという。
そして何より、毎回坂道では、ギアを変え、立ち漕ぎをし、挙句の果てに自転車を降りて、汗だくになりながら自転車を押して歩いていたのが、
今回は炎天下の中での試乗だったにもかかわらず楽々と進んでいくため、むしろ風を楽しみながら快適に乗ることが出来ると喜んでいた。
荷物は載せられる?
今乗っているロードバイクは荷物を積める場所がないのが不満の1つだった。
これだと、どこかへサイクリングに行く時にしか使えないため、サイクリングに行かなければそもそも乗ることがない。
もしカゴがついていたりすれば、スーパーへの買い物に自転車で行くなど、もう少し使用頻度が上がるのだが。
その点このPegasus(ペガサス)であれば、後ろにリアキャリア(別売り)をつけることができるため、そこに更にDIYでカゴを付けたりすることも出来そうだ。
総評
今回試乗をした日曜日は6月の観測史上初の36℃を記録した日。
汗だくになることを覚悟して乗ったのだが、風が強かったこと、坂道もアシストで楽々だったこともあり、ほとんど汗を感じることなくスイスイと走ることが出来た。
自転車がコンパクトなため背の低いコドラ(153cm)でも乗り降りが楽な点も嬉しい。
ただ、身長が低い人が乗る場合にはシートを下げるため、シートポストの根元が車体の下に出てしまう。
この状態で乗る際には、段差がある場所で引っかからないよう注意が必要だ。
充電は簡単で、シートポストにバッテリーが内蔵されているのだが、サドルごと取り外しても良いし、取り外さずに自転車に直接つなげることもできた。
(※コチラのVELMO-Q2の試乗記の中に充電の写真を載せている)
10km圏内であればこの自転車で楽々と移動できるというし、万一充電が切れても普通の変速付き自転車として乗って帰って来れるため、街乗りに最強、且つ車で運んでのサイクリングにも最適だと思った。
ただ、唯一の迷いポイントがお値段。
249,800円也。。。
もちろんPegasus(ペガサス)が特別に高いというわけではなく、この軽さ、素材、おしゃれ度、性能を考えると妥当だと言われれば納得できなくはないのだが、そこだけが唯一即決できない理由だった。
また、別記事のQ2という自転車と比較すると、Q2の機能の方が良い点もあるため、良ければ併せて読んで頂きたいと思う。
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