日本全都道府県の旅を制覇している我が家。
沖縄へは飛行機で行ってレンタカーを借りたのだが、それ以外の都道府県は愛車のディフェンダー110での車中泊旅。
考えてみるといつも旅行記ばかりで、車中泊で困ることや、そもそも車中泊ってどうなの?
という点についてあまり書いてこなかったので、今回はその辺りを纏めてみようと思う。
車中泊って本当のところどうなの?
よく聞かれるのがこの質問。
車中泊をしていると言うと未だに驚かれることが多い。
楽しそうだと前向きに捉えてもらえることもあるが、特に女性などには、お金がなくてちゃんとした旅行に行けないのではないかと不憫に思われることもあるくらいだ。
本当のところ、車中泊ってどうなの?
と思っている人も多いと思うのだが、、、
勿論「最高に楽しい」と言うのが我々の答えだ。
電車も好きなので、たまには電車の旅もしたい(と言うより列車に乗りたい)とは思うが、一度車中泊の楽しさを知ってしまうと、車中泊ばかりしてしまうのが現状なのだ。
車中泊の魅力とは?
では何がそんなに良いのかと言うと、、、メリットをいくつかあげてみたいと思う。
①旅行中ずっと大好きなドライブが楽しめる
②愛車が移動式自宅になるため、荷物を好きに積んでいけ、持ち運びがないので楽
③家を出発した瞬間からが楽しい車旅の始まりで、家に戻るまで旅を楽しめる
④時間に縛られず、好きな時に好きな場所に行ける
⑤地方の温泉など、自宅から遠く交通の便が悪いところにも気軽に行ける
⑥ガイドブックにも載っていないちょっとした名所などを通りすがりに発見できる
⑦自由に好きな場所を走れるため、林道を通ったり下道のローカル感を味わえる
⑧電車や飛行機などを使って宿に宿泊するより安価
⑨一回の旅行で色んな場所を好きに巡ることができる
なかでも車中泊の1番の良さは、④に挙げた時間に縛られない自由さなのだと思う。
車中泊で困ること
では逆に、車中泊で困ることをあげてみたいと思う。
①夜中トイレに行くのが面倒
②街中にいるわけではないため夕食の場所を探すのが大変(道の駅のレストランなどの営業時間が早く終わってしまうこと多し)
③毎晩寝る前に窓にカーテンをはるのが面倒
④夏は暑くて車中泊できない
車内はどうなっているの?
我が家の愛車はディフェンダー110。
後部をベッドスペースにしている。
長さが4.7mあるため、後部座席のベッドは大人2人が足を伸ばして悠々寝れる。
こちらが夏仕様。
ゴザを敷き、タオルケットで寝ている。
こちらが冬仕様。
コールマンのマットを敷いて、羽毛の掛け布団で寝ている。
食事はどうしてるの?
我が家は旅の楽しみは朝定食(卵かけ納豆ご飯)。
高速のPAで朝定食を食べるのが大好きだ。
駅などに立ち寄って駅弁を購入しておき、アイスボックスで保管しておいて朝食べたこともあるし、温泉施設やファミレスの朝定食を食べることもある。
みかければ朝マックすることもあるが、コンビニを利用することが多いだろうか。
お昼は地物の名産品を食べる。
主に魚介、たまにお肉。
ラーメンやお蕎麦ということもある。
夜は道の駅で食事をしてそのまま寝るのが理想。
道の駅のレストランでは地物を食材にしているところも多く、手軽にその土地のものを味わえるのが魅力だ。
道の駅はレストランが早く閉まるところが多いので、周りに他に何もないような場合には高速に乗ってSAで食べている。
SAにも地物食材を使ったメニューはあるし、翌朝、朝定にありつける可能性が高くなるのが魅力だ。
たまにコンビニ晩餐で済ませることもあるが、まだ地元のレストランはあまり開拓できていないので、今後は旅先の地元のレストランも開拓していきたいと思っている。
お風呂はどうしてるの?
お風呂は日帰り温泉施設を利用している。
我々は無類の温泉好きで、車中泊をしながら温泉巡りをしているため、日本全国津々浦々の日帰り温泉に行っている。
源泉掛け流しが最高‼️
塩素臭がきついとテンションダウン。
最近では共同浴場にはまっている。
共同浴場の良いところは、湯が熱いところ。
あつい温泉好きには堪らないので、わざわざ共同浴場を目指して入りに行ったりもするのだが、
最近は観光客向けに温度を下げているところも多いのが残念だ。
車中泊する場所は?
夜寝る場所は、もっぱら道の駅。
日本は全国各地に道の駅が点在しているので有難い。
たまに地方で、我々の他に誰もおらず、人里離れて車通りもない、、、というような道の駅は、こどらが怖がるので止める場合があるが、自分1人だったら泊まっているかもしれない。
また、高速道路のPAで寝ることもある。
いずれにせよ空いている場所を選んでいるし、日が上がれば目が覚めるため朝も早く、施設が開く前には出発しているし、何泊もしたり、洗濯をしたりするわけではないので、迷惑はかけていないはずだ。
中心地で夜の街に繰り出したくなった時には、周りに道の駅などもないことが多いので、ビジネスホテルに一泊することもある。
この時注意したいのは、街中の駐車場には泊まってはいけないということだ。
周りに家やビルが立ち並ぶような駐車場(道の駅なら旅気分になるので大丈夫)で車中泊をした場合、それは途端に車上生活になってしまうからだ。
車中泊はあくまでも旅であるのだから。
いつか買いたいと思っているトレーラーを購入したら、キャンプ場に泊まるようになるのだろうか。
車の中でちゃんと寝られるもの?
これもよく聞かれる質問だが、我々はよく眠れる。
人にもよると思うが、正直、音や光に神経質な人は車中泊には向いてないと思う。
我々は愛車の中で眠る方が、慣れないホテルに泊まるよりもよく眠れる。
たまに車中泊の途中に、街中で飲みに行くためにビジネスホテルに泊まることがあるのだが、翌日愛車に戻った時の安心感は半端ない。
これは車中泊アルアルかもしれないが、雪の地方の道の駅では、朝まだ日の登らない時間から除雪車の音で起こされることもあるし、特にPAではトラックが一晩中エンジン音を轟かせていて、良く眠れないこともある。
それでも大丈夫。
旅を続けているうちにまた眠くなれば、車を止めて昼寝すればいいだけなのだから、車中泊って本当に自由だ。
行く場所や温泉施設はどうやって探しているの?
車中泊旅の良さは、何度もいうが時間に縛られない自由。
我々の旅は大抵行き当たりばったり旅。
海の幸が食べたいよね、とか、ここ良さげな温泉だから行ってみる?とか、この場所(観光地)に行ってみようよ、とか、きっかけがあればとりあえず出発する。
道中にある温泉施設をネットやアプリで調べて立ち寄り、道の駅ガイドで時間の合いそうな道の駅を調べたり。
名所はネットやGoogle マップや、日本の絶景を紹介している本などを頼りに調べている。
そんなことを何回か繰り返しながら、旅を続けてゆく。
今はサラリーマンで、旅ができる日数に限りがあるため、いつか日数にすら縛られない車旅をするのが夢だ。
車中泊に向いている時期は?
真夏以外はいつでも快適に車中泊ができる。
うちの愛車には後付けのヒーターを取り付けてあるため、極寒の北海道でもぬくぬくで過ごせる。
車中泊に向いている人とは?
車の運転が好きな人、プランに縛られず臨機応変に行動できる人、
多少うるさくても眠れるような人が向いているのではないだろうか。
今車中泊を楽しんでいる人も、興味を持ってくれた人も、マナーや交通ルールを守りつつ、カーライフを楽しもう!
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