早速、角島大橋を渡ってみた。
時刻は6時半、気温22度。
雲の多い晴天で、潮風が心地良かった。
角島大橋は角島へ渡るための橋で、強風時には通行止めになるようだから、前日の台風通過時には通行止めだったのかもしれない。
海の上に真っ直ぐに伸びた橋は、見ても良し、渡っても良しのお勧めの場所だ。
朝早くから、同じように島に渡る車やバイクがいたが、混み混みではない、というところが尚のこと良い。
島に渡るとすぐに展望台があった。
木の茂り方なのか、橋を渡っただけで、急に島感が出る。
ミンミン蝉と秋の虫が同時に鳴いていた。
島の食堂では新鮮な魚が食べられるのだが、生憎開店の9時までは時間があり過ぎる。
とりあえず島を一周することにした。
海岸に出る道を進む。
ここはヒーローでキムタクがロケをした場所らしい。
海岸沿いの一本道の先に灯台があった。
ここでは車のまま海岸に出られるようになっていた。
釣り人が2人、腰まで海に浸かって釣り糸を垂らしていた。
車を止めて、鳥居を見に行ってみることにした。
如何にも長閑で、神秘的な雰囲気の景色だった。
海岸の草花も見たことがないようなもので、2本の草が、台風の風によってなのか、互いに支え合って立っていた。
海岸にはたくさんの昆布が打ち上げられていたが、いつもなのか、台風通過後だからなのか。
大きな熊ん蜂のブンブンいう羽音と、波の音だけが聞こえてきて、心地良い海風が髪を揺らした。
車に戻り、再び島を周る。
漁港にも行ってみたが、まだ誰もおらず、やはり食堂も空いていない。
まだ朝の7時半だ。致し方あるまい。
再び角島大橋を渡って本土へ戻る。
角島大橋の次は、旅の目的地である九州に向けて191号線を南下する。
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