2019春の伊豆旅行 4 観音温泉

2019春の伊豆旅行

河津七滝からは40分程で宿に到着した。

この日の宿は観音温泉だ。

ヌルヌル温泉好きの我々、日帰りでも二度来ているが、泊まりもこれで二度目。

前回と全じプランにしたら部屋の場所も全く同じで、友達夫婦とは隣の部屋だった。

部屋には温泉がついている。

湯は無味無臭の透明で飲泉もできるが、なんといっても滑らかでヌルヌルの泉質が良い。

部屋につくと出してくれる、こんぶ茶とお茶菓子が美味しいのも嬉しい。

到着が遅かったから、夕食は少しゆっくりしてから19時からにした。

鮭の頭の軟骨やら、フグの塩辛などの珍味が並ぶ。

18時からの組に合わせてテーブルにセットしてあったせいか、お刺身は前回より鮮度が落ちて感じたのが少し残念だった。

観音温泉特製の梅酒や焼酎があり、焼酎には自家製梅干しやワサビを入れて楽しむことができる。

友達夫婦は2人ともシンガポール人で日本好きなのだが、

奥さんの方はどうしても伊勢エビが生では食べられないようで、鍋の中に入れて、火を通して食べていた。

どうやら彼らには伊勢海老がロブスターに見えるようだ。

牛タンも嫌がっていたし、鮑の刺身も固すぎるといって、炭火の網に乗せていた。

伊勢エビと鮑はインターネットから1ヶ月以上前に予約するとついてくる特典で、

刺身か踊り焼きかバター焼きが選べる。

刺身はコリコリで磯の風味そのままの絶品なのだが、磯臭いのが気になる人と固いのがダメな人には向かないのだろう。

踊り焼きは調理の過程はともかく、柔らかくて臭みもないし、こちらは皆が喜んで食べられる一品だ。

彼らだけでなく我々も苦手なのは、スッポンの冷製スープ。

どうしても独特のなんとも言えない味がして、前回も今回も一口だけ口をつけて残してしまった。

最後のご飯は釜飯で、この日は香ばしい桜海老の炊き込みご飯だった。

夕食のあとはお互いに部屋に引き上げて思い思いに過ごした。

友達夫婦は大浴場に行ったようだが、我々は今回は部屋のお風呂にしか入らず、

GoProの編集をしたり、久しぶりにゆっくりテレビを見たりして過ごした。

翌朝は朝陽が昇ってから起き出して、部屋のお風呂に入った。

朝食は7時半からにしておいたから、食事の前に中庭でデッキに座ってみたが、気温は12度と意外にも寒かった。

朝食も豪華。

自家製野菜のサラダは新鮮で、ご飯に合う付け合わせの数々も全て美味しいから、

「朝からこんなに沢山食べられないよ」

と最初は言うのだが、全員が結局はほとんど残さずに平らげて、ご飯のお代わりまでしていた。

アジの干物はやはり伊豆で食べるものが格段に美味しい。

チェックインの際にコーヒー無料券を一枚貰っているから、食後のコーヒーをロビーで飲んでから部屋に戻り、もう一風呂浴びて帰り支度をした。

チェックアウトは10時で、この時にもコーヒーを出してくれる。

チェックアウトは前回同様、ミーアキャットがお見送りに来てくれた。

10時15分頃に宿を出た。

コメント