白川郷を後にして、雪の下道を奥飛騨温泉郷へ向かう。
日が暮れた後でも雪道は相変わらず明るい。
路面は定番のアイスバーンで、途中の坂道に、車が5台ほど停まっていた。
どうやらスタッドレスに、更にチェーンを巻いているようだった。
当然スタッドレスを履いたディフェンダーは何の問題もなく走れるから、こういう時にディフェンダーの性能が誇らしくなる。
奥飛騨温泉ひらゆの森に到着すると、夕方の大ラッシュだった。
駐車場は満車で、外の道にまでずらっと路駐の車が並んでいた。
時刻は17時半で、家族連れが多いことからスキー客かもしれなかった。
我々は先にレストランで夕食を済ませることにした。
ノンアルコールビールに、飛騨牛特上ロース定食2700円。
肉が柔らかく、脂には甘みがあった。
わさびと甘めの醤油をつけて食べる。
ゆっくり食事を楽しみ、少し休んでからお風呂へ向かったのは作戦勝ちだった。
丁度夕方のラッシュが終わっていて、ゆっくりお湯を楽しむことが出来た。
ひらゆの森の入浴料は500円。
広い内湯に、露天には7つか8つの湯船があった。
泉質は硫黄臭のするナトリウム系で、湯は乳白色と透明の二種類でサッパリとする湯だった。
オムツの取れていない小さな赤ちゃんが入っていたのが気になったが、
幾つかの湯船は熱く、小さな子供は入れないため、安心して寛げた。
施設は広くレトロで趣きがあり、お風呂も最高ランクに気持ち良かった。
車中泊が出来ないのは残念だ。
今度は宿にも泊まってみたいが、離れの温泉付きコテージには食事がついておらず、
食事付きの合掌造りの部屋は、あの大量の日帰り利用客と一緒に入浴することを思うとどうなのだろうか。
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